フリーエンジニアとして後悔しない生き方をする為に死生観を考える

死を意識することの大切さ

皆さんは、自分が生まれてきた理由について真剣に考えたことがあるでしょうか？
生命の誕生は単なる自然現象であり、そこには初めから意味などないのかもしれません。しかし、私たちはみな、いつかは死を迎える宿命を背負っています。死生観と向き合うことは、自分の人生を実りあるものにする上でも非常に意義のあることです。納得できる死にたどり着くことこそ人生の究極の目標であると言っても過言ではないでしょう。死の間際になって後悔の念に苛まれないように、日々の自分の生き方を見つめなおしてみてはいかがでしょうか。

幸福論1：惰性的な人生は不幸

批判を恐れ、世間に流されるがままに生きてはいないでしょうか？
何の目標も持たず、人の顔色をうかがいながらだらだらと生きるだけの人生ほどつまらないものはありません。たとえ困難にぶち当たって傷つくことがあったとしても、その経験こそ自分が生きている何よりの証です。挑戦なくして、やり遂げたという充実感を得ることはできません。何歳になっても、情熱の心を忘れないようにしましょう。

幸福論2：感謝の心を持たぬ人生は不幸

フリーエンジニアのように長時間コンピュータと向き合う仕事を続けていると、次第に人間とかかわることが億劫になってしまう恐れがあります。確かに、人付き合いは面倒なものかもしれません。一人でいる方が気楽な時もあるでしょう。しかし、誰にも看取られることなく孤独死を迎えることほど寂しい最期はありません。家族、友人、上司…。普段はわずらわしく感じることもあった人たちが自分にとってどれほど大切な存在だったか、死ぬ間際になって初めてわかることもあります。
自分を囲む他者への慈愛の気持ちを忘れないようにしましょう。クライアントから仕事を依頼されたり企業からスカウトが来たりした時に、「自分の実力なら当然だ」と尊大に構えるのではなく、感謝の気持ちを強く持つことが大切です。

幸福論3：私利私欲に溺れるだけの人生は不幸

人は皆、自己の欲求を満たすために生きています。出世したい、たくさんのお金を手に入れたい、豪邸に住みたい…。その願望を叶えるためには、周りのものを傷付け、犠牲にしなければならないこともあります。自分の利益だけを優先して行動していると、自分の周囲がどんどん空洞化していきます。たくさんのものを得ようとして、逆にすべてを失ってしまった自分の存在に気が付くことでしょう。自分本位の人生は虚しさしか残さないのです。人間1人の存在など、世界全体で見ればちっぽけなものです。時には見返りを求めず、他者のために行動してみるのも良いのではないでしょうか。お金に代えられない特別なものを得られることでしょう。